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2001.10.03

色の時感|vol.21

秋風が心地良くうなじを通り過ぎていきます。
皆さんのまわりは、どんな秋ですか?

私は、5ヶ月にわたった「救命病棟24時」を終了し、
淋しく虚無感に襲われつつも、次のドラマに自然と
吸い込まれていると言った感じでしょうか?
全く違う役ですが、自分の中では結構楽しんで
るかな。お芝居は反省があるものの、このシーンは
どれを着ようかしら、なんて大好きなお着物を
選ぶ事もワクワクするし、衣装とヘアメイクをして
セットの文壇バーに入ると背筋がピンと伸びてママに
変っていく感じが自分でもドキドキするんです。

taeakinosora

救命病棟の時もセットに入る瞬間、心に突風がふっと
吹き抜けて切り替わる感じがとても好きでした。
普段の私とはどの役も違うけれど、どの役も多少なり
自分の中にあって、意識とは別のところでその一部分が
勝手に拡大されて生まれ変わっている、 というのか
な、とっても不思議な感覚です。
撮影の方は文壇バーの日があって、何話もまとめて
撮ったりしています。ですからシーンが変るごとに
お着物を着替えるので、スタッフの方をお待たせ
しないよう裏では相当パタパタと走り回っています。
それで、何事も無かったようにすましてママになって
お芝居して・・・ふふふ、自分でもなんだか可笑しいっ。
お芝居に対して大好きと大嫌いが表裏一体あって、
そこをふらふらただよっている私には、これらの感覚は
とてつもなくやめられない秘薬なんでしょうね、きっと。

来週は雑誌のお仕事で京都へ。再びお着物です!
京都の秋に‘はんなり‘を頂戴できるよう、今のうち
散乱してしまった自分の心の引出しの整理をして
おきましょ。

 辛い事も悲しい事も乗り越えられる
      秘薬は、自分の心の中にある・・・ 

またお目にかかりましょう。

多江