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2000.07.07

色の時感|vol.10

今日は今年一番の夏曜日。
でもうだるような夏とは違う。
こんな日の夕暮れはねずみ色にとき色をまぜたような
割り切れない色。
そんな色に私は思わず侵食されていく。
血の色までも・・・

taeharu3

窓を全開にして寝転がって空を眺めていると
自分の足元に空があるように思えてきて
宙に浮いていると錯覚する。
子供の笑い声、自転車の音、セピア色の光、風・・・
こんなに時間てゆっくりと流れていたんだ。
昔の心の中のフィルムをほんの少し眺めてるようだ。
忘れてしまった事はいったいどれくらいあるのだろう。
記憶に残ってる事はいくつあるのだろう。
これからも沢山の記憶のかけらを捨てては拾い、
又捨てて・・・
でもその私のかけらを捨てずに
持ってる人もいるのかな。
私が人の記憶の一部に刻まれる事はあるのだろうか。
でもある瞬間、誰かの心を動かせたら
そのかけらがたとえ捨てられても
かまわないのかもしれない。
刹那的でも、もし誰かの心を揺さぶるほど
その時その時を光り輝く事ができたら。
一番最後に過去のかけらを全て拾ったとき、
幸せと思えるかもしれない。
・・・そう思える私と出会うために
また一歩づつ自分らしく歩いて行こう。
梅雨に入る前のほんのひとときの色、
たまに立ち止まるのも
悪くない。
太陽が沈み、身体を起こせば
又見覚えのある地面とそこに
立っている足がある。
・・・・・さてとっ、今日の夕飯何食べよっかなあ。
こんな私も悪くない。


又お会いしましょう。。  
多江