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2012.12.19

色の時感|vol.59

冷たい空気が肌をさし、木々まで寒そうに肩をすぼめているようです。
でも空気は澄んで、ほんのひととき、色々なものが光の中で輝いたりもします。
皆さんにとって、今年はどんな年でしたか?
楽しいことばかりじゃなくて、辛いこと悲しいことがあった方もいらっしゃいますね。
きっと・・・。
少しでも心のおもりをおろして新年を迎える準備の期間となっているといいのですが・・・。

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私も今年は色々と辛い年でした。悲しみにうちひしがれたことも。
人の言葉に沢山傷つき、疲弊してしまったことも、どうにも思い通りにならず、身動きがとれないこともありました。
自分の心がむきだしになってしまい、人が怖くなり、また、バリアをはった元の私に戻ってしまったり…。
でも苦しいこと、悲しいことの中にほんの小さな光が必ずありました。
誰かのたった一言が火がともったように心を温めてくれたり、ただ横によりそってくれたり。
辛い時はどこにも逃げ場がないように思うけど、一瞬の光を大切にできたら、
人は大きな光をとり戻すことができるのかもしれません。
傷ついた時、傷つけた人を同じように傷つけたり憎んだりしたくありません。
もちろん、私の中にも悪魔はいるし、人に対して悔しさや怒りもあるけど、
それに負けないことの方が何倍も大変だから、難しい方をあえて選びたい。その方がずっとかっこいい。
それに辛い時を思い出すとその時、心を温めてくれた人たちのぬくもりも思い出して、少しまた心がほっこりします。

もしかしたら辛いことが何もなければ、人の優しさに気付けなかったかもしれません。
そうすると、辛いことも自分にとっては必要だったのかも・・・。
そう思えたりすると、苦しかった出来事も何だか少しずつありがたいと思えるのです。
もちろんそう思えるまで、随分長く時間はかかるのだけど。

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年末。
今年を振りかえって色々なことがあったけど、今は全てに感謝し、リセットして新年を迎えたい。
除夜の鐘を聞いて、煩悩との闘いが結局始まっちゃうんだけど、とりあえず何があっても心新たに優しい気持ちでスタートする、というのが今の私の願いです。
きっとおもちを食べすぎた、食べすぎたと毎年のことながらダイエットからスタートの予感満々ですけど(笑)

今年も一年ありがとうございました。
沢山の方たちの支えで何とか乗り越えてこられたことに深く感謝しています。
人は一人では生きられませんね。本当に。
私も誰かの光になれるような自分でいたい…。
くれぐれも師走 走りすぎて身体をこわさないように 健やかでいて下さい。
皆さんの心のおりが洗い流されて、光があたりますように…。

よいお年を! 

2012年 冬至
多江