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2009.03.27

色の時感|vol.54

春が風と共に優しく頬をなで、少しずつ桜も笑いかけてくれているようです。 
皆様が朗らかに春を迎えられてると嬉しいです。 
先日の誕生日には、沢山のお言葉やプレゼントをありがとうございました。 
今年の誕生日は、生んでくれた両親と、今まで支えて下さった全ての方々に 
ありがとうという気持ちで一杯でした。 
私はいかに沢山の人の光に照らされていただいてきたかわかっていませんでした。 
生きる事に後ろ向きだった時も、進めずもがいてる時も、 
自分のだめさにどうにも立ち上がれない時も、 
温かいお心遣いや多くの言葉にどれだけ救われてきたのでしょう。 
でも、その時の私は感謝もロクに出来ず、孤独に堕ちていっていました。 
人のありがたさに、その時は気付けないものなのですね。 
今は少しでもその感謝の気持ちをお返ししたい。 
結局、追いつかず未だに心のギフトをいただくばかりですが。

 

 

tae0903

私はどの命も普通に誕生するものと思っていました。 
しかし、生まれる命の方が少ない事を知り、 
自分がどれほど浅はかだったか思い知らされました。 
だからこそ、全ての人はその少ない可能性の中で奇跡的に生まれ、 
ここまで生きていること自体奇跡なのでしょう。 
生かされてる、そんな自分に何が出来るか問う毎日・・・。 
誕生日を迎えた今、沢山の方々に照らしていただいたように、 
私も人を照らせる太陽のようになりたい、そう思っています。 

ありがとうは、春の陽ざしのよう。 
皆さんにそんなほっこりな春を少しでもお届けできますように・・・。 
皆さんの心が温かであるよういつも祈っています。

 

                                                                                                                 多江