こちらは自動翻訳機能となりますので、翻訳が不十分な場合もございます。予めご了承ください。

Blog

2004.08.30

色の時感|vol.35

東京はやっと夏らしくなってきたかなぁ。
八月も終わりに夏気分を味わい始めてしまって
もう少し楽しみたい気分の私。
皆さん、夏の思い出作ってますか?
私の夏は舞台に明け暮れましたが、その合間をぬってこの夏、
隅田川の花火に行って来ました。
私の小学校の頃からの友人と、その家族で大混乱の中!
でも、これが又すばらしい所で
花火を打ち上げる舟の真ん中の建物で、
真上から降って来る花火を首が痛くなるほど見上げました。
そして、最後の花火が打上げ終わると
皆でペンライトを花火師さんに振って、お疲れ様!
素敵でした!と拍手と共に思いを伝えます。
川の向こう岸の人達もペンライトを振っていて、 皆で同じ時を共有したのです。
不思議な気分になりました。

tae0308

江戸時代からある花火。
祖先の日本人もこうして花火を見上げて何を思ったのだろう。
でもきっと、同じような気持ちがあったのではないかしら。
時代が変わっても、やっぱりこうして見上げてる。
美しさの刹那に心が揺れている。
これが、私たちの血なんだなぁ。
どんどんデジタル化していく世の中で、
花火も今はデジタル時代。
でも、人の心は普遍的なんだなぁ。
ちょっぴり切なくなったりしたけれど、
降り注ぐ花火に照らされた友人とその家族の笑顔が
きらきらしてて、幸せも秘かにかみしめてしまった。
夏のちょっとした思い出。
仕事もいいけど、
ほっと心がやわらぐ時間も大切にしなきゃね。

まだまだ夏を楽しもう。

                                                                                       多江