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2003.03.08

色の時感｜vol.24

暖かくなりましたね。
春の訪れを日々感じてドキドキしています。
皆さん、花粉症、大丈夫ですか？

私は今ドラマ「黒い十人の女」の撮影中です。
市川こん監督の映画のドラマ化で、
もちろん、市川組。
殆ど映画のスタッフさんで映画のように
進行しているというとても面白い作品に
参加させて頂いています。
監督は86歳！と言うお歳ながら、
私たち顔負けのものすごいパワーとオーラを放ち、
男女関係無くもう皆めろめろ。
そしてカット一つ一つがとにかくカッコ良くて、
モニター見ながら待ってる間、
早く<あの絵に入りたい！！ とそそられるほどです。
夢かうつつか、どこか寓話のような独特の空気で、
すっかり私も市川ワールドのとりこになって
しまいました

でもそれって86歳現役で監督してらっしゃる
市川監督がかっこいいから余計になんだろうなあ。
照明作りで2時間待ち、ＯＫ出るまで10回以上
撮り直しなどあるけれど、 それはこだわっているからこそ。
果たして自分がその年齢まで現役で、
しかもこだわりを持って貪欲に挑戦し続けているかと
考えると、もうただただついて行きます！の一言です。
私もずっとお芝居していきたいけど、
とにかく市川監督みたいにカッコ良く
歳を重ねて行きたいなあと、監督のメガネの
奥の深い瞳を覗く度に思ったりしています。
この作品の最中に私もお誕生日、
得た物全てを糧に又新しい色を創っていきたい！
うーん、市川監督はライバル？！

時を重ねて　色を重ねて 常に今を生きる、
そんな自分でありたい・・・