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2000.09.02

色の時感|vol.12

寒い、寒い、とにかく寒い、
ああ、身体がひんやりと凍ってしまいそうだ!
・・・などとくさくセリフを言ってみたところで
暑いのだわ。
こんな時こそ自分と見つめあって・・・
なんて暑いのに?
しかし暑いとやはり思考は鈍るわけで、
確かに涼しいクーラーの中で自問自答してみるのも
悪くないかもしれない。

今日芝居を見た。とても良い芝居だった。
脚本も演出も全て素晴らしかった。
観終わった私はしかし、歓喜の顔ではなく
嫉妬と孤独の中にいた。
周りの人達から自分が取り残された気分。
楽屋での挨拶も空に浮いてままならず
怒りさえ込み上げる始末。
打ちのめされた、やられた、私は何をしてるの。
私だってやれば出来る、
いや本当は出来ないのかもしれない。
不安が押し寄せる。
どこまで行ったら私は満足するのだろう。
人は何を求めて生きているのだろう。
心が揺さぶられる、私はどうしたら良いのか・・・。

taemidori

人はいつも選択して生きている。
迷っても最後は選択する。
後ろを振り向いても立ち止まっても良いの。
ただ自分に正直にいたい。
そうすれば答えは見つかるはず。
苦しさと楽しさは同じ量だけ 人生という器の中に
ある、と亡くなった父は言っていた。
のほほんとした10代の頃の私は
そんな事は無いと信じていた。
でも人間は苦悩し、だからこそ楽しくて
大笑いするとなぜか涙が出たり
幸せを実感できるのだと、ある時知った。
だから私は選んで進んで行く。
そう、人生の選択は心の洗濯なのだ!!

結局。暑い時は何も考えずに
肩の力抜いて笑ってるのが一番ね。
きっと幸福の方が近づいてくるでしょ。
笑っていれば、きっとね。
暑さも楽しみの一つ、
そして夜中の鈴虫もまたいとをかし・・・


又お会いしましょう。

多江