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2018.06.13

安岡 直|その参拾壱

Web

数あるSFの題材の中でも、ひときわ魅力的な永遠の定番ネタ。

今回のテーマは、「タイムトラベル」です❗️

よーく考えてみると、頭がこんがらがって来てしまうかも知れません。。。

 

☆科学的見解について☆

才能あるSF作家たちの素晴らしいところは、その時代の最先端の科学をはるかに凌駕する概念やテクノロジーを想像により作り上げるところだと思います。

が、それらがさらにその真価を世界に示すのは、その中で用いられた空想科学が、はるかに後の世の科学者たちにより現実のものとされた時ではないでしょうか。

「過去に戻ることができれば…」という人間の欲望から創造された「タイムトラベル」というファンタジーは、物理学者たちの「好奇心」を刺激し、「追求の方向性」を与えました。科学者たちが、実際にタイムトラベルが可能かどうかを真剣に議論し始めたのです。

あまたの理論物理学者・数学者たちにより膨大な議論がなされた結果、2018年現在においてはさまざまな見解があるものの、
「タイムトラベルは理論的には実現可能である道を残しつつ、現時点では実現不可能である」

という、これまた余計に興味をそそるポジショニングなのです❗️

 

 

☆未来へのタイムトラベル☆

一口にタイムトラベルと言っても、それが過去への旅なのか未来への旅なのかで、話は全く変わってきます。

率直に言うと、未来へのタイムトラベルはすでに実現しているのです。

いつものように、ものすごく強引に簡単にまとめてしまうと、

●アインシュタインの相対性理論により「時間の流れは絶対的なものではなく、観測者それぞれに相対的なものである」とされた。(光速度不変の原理)

●そこから導かれるのが「光速に近づけば近づくほど、時間の流れが遅くなる」ということ。

●つまり、速く移動していれば時間が進むのが遅くなり、自分の周りが相対的にずっと早く時間が流れた結果、

出発点に帰ってきた時には自分を取り残して未来の時間になっている。(ウラシマ効果)

 

※有名すぎるおとぎ話の「浦島太郎」は、竜宮城へ移動する時の亀の泳ぐ速度が仮に光速に近い速さであった場合、

元の砂浜に帰ってきた時には、相対性理論的にも実際に数十年経っていることになるのです。なんたる科学的知見に富んだ昔話❗️

 

さて、『未来へのタイムトラベルはすでに実現している』とは、まさに上で説明したことそのものです。たとえ光速にはとても及ばなくとも、ウラシマ効果は必ず起こるのです。つまり、新幹線に乗って東京から博多までの間を移動する間に、東京で見送ってくれた人よりも10億分の1秒だけ未来へタイムトラベルしているそうなのです❗️微差❗️❗️❗️ですが(笑)

将来的に光速に近い速さで移動できる宇宙船ができれば、否応なしに未来へのタイムトラベルをすることになる、というわけですね。

 

☆過去と未来の決定的な違い☆

そもそも、「未来へ行く」ことに比べ、「過去へ行く」ことはちょっと考えただけでも矛盾が生じてしまうと思いませんか? それはなぜなのでしょうか?

それは、私たちはそもそも何もしなくても「未来へ向かって時間移動している」からです。

あくまでその大原則は変わらずに、相対的な差を生み出すことにより「未来へ行く」ことを実現している「未来へのタイムトラベル」とは、話の本質が全く違うというわけなのです。

 

ここで、過去と未来の違いを検証してみましょう。感覚的に理解できる話です❗️

まず、上で述べたように、

●未来へは行くことができます。が、過去へは行くことができそうにありません。

そして、実は、

●過去は見ることができます。そして未来は見ることができそうにありません。

この違い、かなり決定的です。

過去は、見ることができるのです!でもどうやって?と思いますよね?

 

実は「未来へ行くこと」と同じくらい当たり前に、すでに「過去を見ています」。というか、過去しか見えてません。

わかりやすいのは、夜の星空です。太陽以外だと一番近い恒星でも地球から4.2光年の距離にあります。それは光の速度で4.2年かかる距離であり、つまり見ている星の輝きは4.2年前の光ということになります。そして、一番遠い星の光は、120億年前の光だそうで、宇宙が始まってすぐぐらいの光を今だに観測することができているということなのです❗️そうなると、先ほどの新幹線移動の話と同じで、すぐ隣にいる人の顔も実はほんの少しだけ過去の光であり、

すなわち「過去を見ている」ということになるわけです。一方、未来はどこにもまだ存在していないものなので、見ることは絶対にできないというわけです。

 

まとめると、

“未来には行けてるけど、見ることはできない。”

“過去には行けなそうだけど、見ることはできている。”

です。

どうでしょう。過去と未来は決定的に違うものである、という感覚が沸き起こったでしょうか?

最初に説明した、「タイムトラベルは理論的には実現可能である道を残しつつ、

現時点では実現不可能である」は、過去へタイムトラベルする時の話なのです。

未来へ行くのと違い、過去は物理学の理論上も相当ハードルが高いようなのですが、

そこは専門家でないと全くわからない分野。

次回は、そういう難しい数式には近寄らずに「過去へ行く」を感覚的に検証したいと思います❗️