こちらは自動翻訳機能となりますので、翻訳が不十分な場合もございます。予めご了承ください。

BLOG

2015.07.09

安岡 直|その拾玖

もしも、永遠に生きられるとしたら?

今回のテーマは、不老不死とアイデンティティの崩壊。ズバリこれです。
哲学的な話ではありません。あくまで科学の話です!すこーし、オカルトの匂いがするかも
知れません。永遠に老いもせず、死にもしない不老不死。そんな夢の話をしてなんの意味が
あるのかと思うかも知れません。
が、実はこれがなんと、全くの夢の話ってわけでもなくなってきているんです。
えっ!ウソ?って思うかも知れませんが、革新的な科学者の間では不老不死、もしくはそれに
近いものは、あと20 年から50 年ぐらいの間に実現できるのではないかと考えられている
そうです!!
と言っても、SF小説やホラー映画に出てくるような無敵の超人という訳ではありません。
さすがに、事故にあってもどんな怪我をしても死なない不死身の肉体というのはまだまだ
無理っぽいです。
ここでいう不死とは、あくまで老化による寿命で死ぬという状況を飛躍的に先伸ばしにすると
いう意味です。それでもモノスゴイですけど。

さて、一口に不老不死といっても生き長らえる方法はいろいろ考えられていて、世界中の
科学者たちはさまざまな手段で実現を目指しているみたいです。
ざっっっくり言うと、それらは大きく分けて、

プランA:肉体の不老化、若返り
プランB:脳の機能の全てを移す

の2方向に分けられます。
Aはともかく、Bは「ん?」だと思うのですが、順に説明させて下さい。

まず、Aの「肉体の不老化、若返り」とはどのようなことなのか。こちらは、不老不死を目指し
た時に普通に考えられる手段だと思うのですが、大ざっぱにさらに2方向のアプローチがあり
ます。
1つは、近代生物学お得意の遺伝子の操作によるもの。つまり身体の代謝をコントロールして
寿命を延ばすという、いわば正統派スタイル。すでにミミズの仲間の虫では寿命を5倍も伸ば
すことに成功しており、人間で応用されれば500歳まで生きることができるようになるそう
です。また、マウスによる別の遺伝子操作実験では、人間でいうところの60歳が20歳ぐらい
まで若返ったという報告もされています。
この方向をキャラクターで例えるなら、寿命の長いドラキュラ型。
ドラキュラ型って表現しましたが、実験で年老いたマウスと若いマウスの身体を外科手術で
くっつけて、お互いの血液を生きたまま循環、交換することで年老いたマウスが若さを取り
戻したという報告もあります。
まさに若い生き血を吸って若さを保持する吸血鬼そのもの(‾△‾;)
この方法も、若い血液によって老化した細胞の代謝をコントロールしているので同じグループです。

もう1つは、流行りのiPS細胞の利用やクローン技術(人間では倫理的に認められてませんが)
などで、臓器などの身体のパーツを若くて新しいものに交換していく方法です。正統派に比べ
ると、不老というよりは老いてしまった部分は捨て去り、個体としては若くて新しい身体で
生き続けるという結果的に不老な、結果重視的スタイル。しかしこちらも再生医療の進歩と、
最近では3Dプリンターを駆使するなどして複雑な臓器の形成もかなり実現に近づいてきて
おり、車のパーツのように古くなったり壊れたりしたらどんどん新品と交換していくという
時代がやってきそうです。
キャラクターでいうと、つぎはぎのフランケンシュタイン型。
身体の各パーツは本来の自分の身体ではありませんが、そんなことは気にしない気にしない。
さて、これらプランAの手法ですが、これらは組み合わせることもできるだろうし、確かに
大幅に寿命を延ばすことは可能そうなのですが、ひとつ大きなネックがあります。

それはずばり「脳」です。

脳だけは新品交換出来ません。なぜなら、脳が記憶や思考、人格を担っていると考えられて
いる以上、その脳を別物と交換してしまっては、自分ではない別の人間になってしまうから
です。また同様に、脳を若返らせるということは、細胞をリセットするということなので、
その時保持している記憶や人格を保てないだろうと考えられています。

つまり、ドラキュラ型やフランケン型では、身体はいくらでも若返ったり新品交換できても、
肝心の脳が限界を迎えてしまえばそれで終わりということです。

えー、惜しいね。って科学者たちもみんな思うようで、そこで、それを乗り越えようと考え
出されたのが、びっくり仰天のプランBです。

この、人類の飽くなき挑戦の続きは、また次回で!