こちらは自動翻訳機能となりますので、翻訳が不十分な場合もございます。予めご了承ください。

BLOG

2015.05.11

安岡 直|その拾八

「睡眠を削ること、それは健康と命を削ること」っていう恐ろしい話で盛り上がってきた訳
ですが、「睡眠シリーズ」ラストの今回は、それでも時間を睡眠以外に使いたいっていう
筋金入りのスーパービジネスマン向けのお話です。

実は人間には、「ショートスリーパー」と「ロングスリーパー」がいるそうです。
前者は睡眠時間が6時間以下でも頭もスッキリ、健康も保てる人で、後者は反対に、9時間
以上も眠る必要のある人のことです。
「ショートスリーパー」として有名なのは一日3時間睡眠だったと言われているナポレオン。
「ロングスリーパー」としてはアインシュタインが有名ですね。この2つの違いは、性格や
体質によるものらしいのですが、ざっくり言うと、脳にかかる負荷が軽ければ睡眠の時間は
短くても大丈夫で、逆に頭を長時間フル回転させて使うなど強い負荷をかければ必要な睡眠
時間は長くなるそうです。
しかし、じゃああんまり脳を使わないようにすれば良い!というとあまりにも本末転倒な気
がします。

そんなことはスーパービジネスマン達は求めていないと思うので、ここでぐいっと科学の力
を活用する訳です。

なんと、「1日に2時間眠れば大丈夫!」という夢のようなマシンが販売されるそうです。
装着して脳波や眼球運動、心拍数などを詳細に監視することで、効率的に睡眠をとることが
でき、なんとたった30分間の睡眠を1日に4回繰り返すだけで、1日に必要な8時間分の睡眠
と同じ効果が得られるという、なんとも近未来的なデバイスです。

そんなことが本当に可能なのでしょうか?

そもそも人間本来の自然な眠りとは、現在一般的な1日に1回のまとまった時間を眠る
「単相睡眠」ではなく、1日の中で数回に分けて眠る「多相睡眠」という睡眠サイクルだった
そうです。
1879年にエジソンによって電球が発明されるまで、ヨーロッパの人々の一般的な睡眠サイク
ルは、太陽が沈んでから一度目の睡眠をとり、真夜中に一度起きた後、二度目の睡眠を朝まで
とるというスタイルでした。実際、実験で電灯のなかった時代を再現した環境で生活すると、
ほとんどの人が上記の睡眠サイクルに変化したということです。
そして、最近の実験で、短い時間で複数回の睡眠をとる「多相睡眠」によって作業効率が
あがったり、トータルの睡眠時間を短くできることが分かってきたようなのです。
かの有名なレオナルド・ダ・ヴィンチは、4時間ごとに15分ずつ眠っていたと言われています
が、なんと1日にたったの1時間半の睡眠時間という計算です。
さすがダ・ヴィンチさん、時代を先取りしまくっています。

なぜ、そんなことが可能なのか?

実は多相睡眠では、人が眠っている間にたどる複数ある睡眠ステージの中で最も効果の高い
第5ステージのレム睡眠にすぐに入れるようになるらしいのです。
一般的な単相睡眠では、この段階になるのに45分~75分もかかるところを、多相睡眠では眠る
とほぼ同時にこのステージに入ることにより、睡眠の一番おいしいとこ取りをして、いわば
睡眠の質を極限まで高めることによって、結果、睡眠の時間自体は短くても効果としては充分
なものになるという訳です。

まさに、睡眠サイクルさえも利用した超効率時間マネジメントです。

どうしても睡眠時間が惜しいって方は、一度挑戦されてみてはいかがでしょうか?(報告に
よると、精神状態が若干不安定になるなど、なにやら副作用的なものが出てしまう方も居る
そうですが(゚д゚lll)

この多相睡眠法は、よもやまその十六、十七での話と合わせると、脳細胞に老廃物が溜まって
一杯になってしまう前に、細かく排出してしまうっていうことになるのではないでしょうか。
これって、こまめに部屋を掃除していれば、一回の掃除の時間は短くて済む、っていう生活
レベルの感覚に近い気がして、なんだか納得できる気もします。
まさか、こまめにやることの大事さがこんなところでも!って感じです。

もしも、ものすご~く忙しい人が時間をマネジメントすることで、なんとか貴重な時間を余ら
せることができたら、一体なにがしたいと思うのでしょうか?
もしかしたら、「心ゆくまでゆっくり眠りたい」だったりして。

※非常にレアなケースらしいですが、全く睡眠をとらずにほぼ健康に生きた人もいるよう
です。寝てなくても老廃物の蓄積と排出のバランスがとれているのか、そもそも老廃
物が溜まりにくいのか、その辺は全く分かりませんが。普通の人より20年も余分に
人生の時間を使えるなんてうらやましい限りです。
でも、疲れ切ってからベッドに入って眠る直前の、あの幸せな瞬間が味わえないのは、
ちょっと寂しい気もしますね。。。